他の試験でも、自己採点などはされると思いますが、筆記試験の設問2・3については、試験後、忘れないうちに、自身が回答したであろう内容を書きおこし(論文の復元)ておきましょう。
もし、書き起こす時間がない場合は、少なくとも、「骨子」だけは書き起こしておきましょう。
この復元論文の使い道は、2通りあります。
復元論文の使い道~筆記試験に合格した時
筆記試験に合格した場合、次に、口頭試験が待っています。
この口頭試験で、筆記試験であなたが書いたことについて尋ねられる場合があります。
特に、設問3で評価がよくなかった場合、なぜ、評価が高くなかったのか
自分なりに分析しておく必要があります。
そのため、筆記試験が終わると、何を書いたかなんて忘れてしまいますので、
早めに、論文の復元をしておく必要があります。
復元論文の使い道~筆記試験に不合格だった時
残念ながら、筆記試験で不合格だった場合、
なぜ、不合格であったのか、どこを改善すれば合格できたのか、
分析する最もよい材料が、本試験での復元論文になります。
復元論文を残していれば、のちに、他の技術士の方などにみてもらって、
具体的にアドバイスをもらえます。
翌年度こそ、技術士試験に合格するために、必ず復元論文を作りましょう。