ステップ4~6を通して、「論理的な流れ」「多様な切り口・視点」で論文として質を整え、技術士にふさわしい能力を採点者に認めさせるレベルの論文を書けるようになったと思います。
他に、必要最低限、骨子を文章化し読みやすい論文を書く文章力が必要になります。
文章力は最低限で問題なし
ただし、ステップ4~6ができていない段階で、文章力だけ磨いても合格論文は書けないので注意してください。
文章力については、日ごろ、業務でレポートなどの文章を書いている方は、さほど気にしなくてもよいと思います。
できれば、骨子を論文化したものを、人にみてもらい、読みづらい文章の癖などがないかチェックしてもらうといいと思います。
読み手が読みづらいと感じる場合は、文章の主語がない、1つの文章が長いなどの原因が考えられます。
これについては、何度もわかりやすい論文になるように書き直して、読みやすい文章を書くトレーニングが必要です。
また、日頃、パソコンで仕事をしていると、手書きの時に漢字が出てこない場合がありますので、定期的に手書きのトレーニングをすることもおすすめします。