受験部門・科目の選び方

21の技術部門と総合監理技術部門の計22部門に分かれる技術士ですが、部門からさらに、複数の科目(分野)に分かれています。

すべては紹介できないので、私が受験した建設部門は、以下のようになっており、11科目にわかれています。

部門  科目  科目の内容
建設

部門

土質及び基礎 土質、地盤並びに土構造物及び基礎に関する事項
鋼構造及びコ
ンクリート
鋼構造、鉄筋コンクリート構造、コンクリート構造、建設材料その他の鋼構造及びコンクリー
トに関する事項
都市及び地方
計画
国土計画、都市計画(土地利用、都市交通施設、公園緑地及び市街地整備を含む。)、地域計
画その他の都市及び地方計画に関する事項
河川、砂防及
び海岸・海洋
治水・利水計画、治水・利水施設、河川構造物、河川情報、砂防その他の河川に関する事項
地すべり防止に関する事項海岸保全計画、海岸施設、海岸及び海洋構造物その他の海岸・海洋に関する事項
港湾及び空港 港湾計画、港湾施設、港湾構造物その他の港湾に関する事項
空港計画、空港施設、空港構造物その他の空港に関する事項
電 力 土 木 電源開発計画、電源開発施設、取放水及び水路構造物その他の電力土木に関する事項
道 路 道路計画、道路設計、道路構造物、道路管理、道路情報その他の道路に関する事項
鉄 道 鉄道計画、鉄道施設、鉄道構造物、モノレール鉄道その他の鉄道に関する事項
ト ン ネ ル トンネル計画、トンネル施設、地中構造物、トンネル工法その他のトンネルに関する事項
施工計画、施
工設備及び積算
施工計画、施工管理、施工設備・機械その他の施工に関する事項
積算及び建設マネジメントに関する事項
建設環境 建設事業における自然環境及び生活環境の保全及び創出並びに環境影響評価に関する事項

他の部門について、専門科目と内容をお知りになりたい方は、日本技術士会のHPに科目表が掲載されていますので、そちらでご確認ください。

科目表のリンク:https://www.engineer.or.jp/c_topics/002/attached/attach_2255_1.pdf

ただし、平成31年度から科目の内容が変更となりますので、変更が自身に影響するかどうかも必ずあわせて確認してください。

技術部門別の選択科目の内容【新旧対照表】リンク:

https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5698_2.pdf

一次試験では、受験科目まで選択する必要はなく、部門を選んで受験すれば大丈夫です。

二次試験では、部門と科目を選択して受験します。

技術士については、一人で複数部門・科目を取得されている方も多いです。

まずは、どの部門・科目を受験するか、日本技術士会のホームページに過去問題が掲載されていますので、そちらを確認して、受験科目を選択してください。

技術士二次試験の科目表を確認して、候補が複数ある場合は、過去問題を確認し、まずは自分に一番適した科目を選択してください

※ここでいう、一番適したとは、「一番取得しやすそうな」ということです。

一番取得しやすい科目で勉強して、合格の方法などが身につけば、他の科目で流用していくことができると思います。

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