ここまでまとめた二次試験の対策について、具体的なスケジュールをまとめました。
2次試験対策のスケジュール
出願対策は、4月になってからと考えられている方もいらっしゃると思いますが、特に初めて受験される方や今までさほど出願準備に力をいれてこられなかった方は、3月ごろから出願対策のセミナー等も全国で開催されます。
3月ごろから、「業務の詳細」を記載する業務の抽出などから始めることをお勧めします。
筆記試験対策については、早い段階で、ステップ2・3までは終わらせます。
設問Ⅲで「これぐらい本番で書ければ合格できる論文のレベル」がどの程度か感覚をつかめるまで、ステップ4~7はくり返し1題をブラッシュアップ続けてください。
最後の1ヶ月は、仕上げ期間で、設問Ⅱのインプット・アウトプットの繰り返し、設問Ⅰ、Ⅲの骨子準備や関連する官庁等の最新動向の把握などの期間となります。
口頭試験の準備には、出願資料と筆記試験の復元論文が必要になります。
口頭試験対策は、筆記試験合格後から行っても間に合うと思います。
もし、設問Ⅰ・Ⅲが原因で筆記試験が不合格になった場合は、筆記試験対策の4~8の部分の勉強が十分でなかったと考えられるので、次の出願対策に入るまでに、BもしくはC判定となった論文の書き直しが必要と思います。
また、論文を添削してくれる人を見つけて、BもしくはC判定となった要因などをアドバイスしてもらうのがよいと思います。