ここでは、筆記試験の最後仕上げの対策についてまとめます。
筆記試験対策の仕上げ
ステップ4~7について、まずは、1つ選んだ過去問題で、これで合格できる!と考えるレベルまで、骨子・論文ともにブラッシュアップしていくことをお勧めします。
設問Ⅲの対策は、他のテーマでも本番で対応できるように、骨子を用意しておきましょう。
また、選択科目のジャンルで近年改正された法律・基準、関連する時事ネタの情報収集を行います。
特に、建設部門などのインフラ系部門は、災害等への対応を出題してくる場合もあります。関係省庁等のホームページから情報収集を行ってください。
また、設問Ⅰ(必須科目)については、レッスン4~7で論文の書き方をマスターしていれば、設問Ⅲと出題テーマは異なりますが、対応できるようになります。
設問Ⅰは、出題範囲が技術部門となりますので、テーマが広くなります。技術部門が共通して直面する課題や状況などに対して、骨子を用意し、本番では題意に沿った回答を行えるように準備しておきましょう。
直近は、必須科目はマークシート方式(択一問題)でしたが、平成24年以前は、記述式となっていました。
参考に、日本技術士協会HPに平成19年度~平成24年度の必須科目過去問題が掲載されています。
建設部門は、以下のPDFにまとめました。
なお、出題の方法は、設問Ⅲと同様の問題文の構成となることが想定できます。
骨子を準備する際は、課題、解決策、さらにその解決策のデメリットやリスクとその対応まで深堀したものを用意しておくのがよいでしょう。